魚止めの滝

矢研の滝を見た後、別の支流に流れる魚止めの滝へと向かう。キャンプで一緒になった人に是非にと薦められた滝だからだ。
道は途中から最低最悪だった。砂利や凸凹の激しいのなら、特に気にしないが、レキや岩が転がっていて、何度もハンドルを取られそうになった。そして、結構距離もあるのだから、オフ車でなければ危険だ。
祗園滝への狭い道が素晴らしく良く感じた。
滝は、河原を掻き分け、数分歩くと現れた。調度、滝壺の奥へと魚の黒い影がすっと入っていった。
高さこそそこまでないが、滝壺は手前は浅そうだが、2〜3メートル行った所でストンと落ち込み、底がはっきりと見えていたのから色がエメラルドグリーンへと変わって全く判らなくなっている。
滝の流身と滝壺がバランス良く揃っている滝だ。